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2025/05/13 15:09
こんにちは、ORATIOです。
今回はTシャツとは全く異なるジャンルながらも、そのユニークな魅力で私たちを惹きつけてやまない、ヴィンテージのセラミックバンクをご紹介します。
アメリカの陶器メーカー、Kreiss(クライス)社のサイコセラミック メッセージバンク、「MONEY HUNGRY」
古着との出会いが、過去の誰かの物語や時代の空気を感じさせてくれるように、ヴィンテージの雑貨にもその時代ならではの文化や人々の想いが詰まっています。
特に、今回ご紹介するKreiss社の「サイコセラミック」シリーズは、単なる可愛い置物という枠を超え、当時の社会背景や人々の心理に深く根ざした、非常に興味深いコレクションなんです。
1950年代から1970年代のアメリカは、社会が大きく変動し、人々の価値観も多様化していった時代です。
心理学への関心も高まり、自己啓発や人間の内面を探求するような動きが活発になりました。
Kreiss社の「サイコセラミック」シリーズが生まれた背景には、このような時代思潮があったと考えられます。
動物や人間をモチーフにした、どこかシュールでユーモラスなデザインは、当時の人々の潜在的な感情や欲望、社会に対するちょっとした反骨精神を、ポップで親しみやすい形で表現していたのではないでしょうか。
「MONEY HUNGRY(お金に飢えている)」という、ある意味ストレートで自虐的なネーミングも、当時の世相を反映しているのかもしれません。
資本主義社会におけるお金の重要性、そしてそれに対する複雑な感情をこの愛嬌のあるキャラクターを通して、私たちはクスッと笑いながら受け止めることができるのです。
お部屋に飾っておくと、ふとした瞬間に目が合い、思わずニヤリとしてしまう。
そんな遊び心のある存在は、日々の生活にちょっとしたスパイスを与えてくれるはずです。
もしかしたら、貯金をするたびに、「今日もお金、貯まったかな?」と、この「MONEY HUNGRY」に話しかけてしまうかもしれませんね。
ORATIOには、「MONEY HUNGRY」の他にもKreiss社のユニークなヴィンテージアイテムたちがいます。
これらのアイテムも、「サイコセラミック」シリーズならではの、人間の心理や社会に対するユーモラスな視点が感じられます。
一つとして同じものがない、ヴィンテージならではの出会いを、ぜひORATIOでお楽しみください。
ORATIOでは、古着の持つストーリーと、ヴィンテージ雑貨の持つユニークな魅力を掛け合わせ、皆さまの日常に彩りと豊かさを添えられるようなアイテムをセレクトしています。
皆さまの毎日が、より一層魅力的で幸せなものになりますように。